MEMBER’S 06中野塗り・販売

Interview
漆器の茶道具づくりから受け継がれた技を活かす
得意とする技術は一閑塗りと刷毛目塗り
中野は漆器の茶道具を多く取り扱ってきたことから、茶道具で使われている技を活かした商品づくりを行っています。
中野が得意とする技法のひとつが一閑(いっかん)塗りです。木地に和紙を貼り、その上から漆を塗り上げます。紙の風合いが活きていて、軽くて丈夫、特有の光沢感が魅力です。
千利休を祖とする茶道の流派、千家。その千家好みの道具をつくる職人を千家十職(せんけじっしょく)といいます。その中の技法の一つである一閑張細工の技法を修行した人が石川県の山中にいます。その人のもとへ一閑塗りを習いに行った職人が、中野で活躍中です。
もうひとつ、中野が得意とするのが刷毛目(はけめ)塗りです。刷毛模様をそのまま模様として残す技法で、タンパク質を加えて粘りを増した漆を使います。キズなどが目立ちにくく、食器をゴシゴシ洗っても大丈夫。現代の生活スタイルにマッチした塗りで、お椀や小鉢など、丸物に使うことが多いです。
中野では、新規のお客様と新しい技術や商品づくりにどんどんと挑戦していきたいと考えています。
中野が得意とする技法のひとつが一閑(いっかん)塗りです。木地に和紙を貼り、その上から漆を塗り上げます。紙の風合いが活きていて、軽くて丈夫、特有の光沢感が魅力です。
千利休を祖とする茶道の流派、千家。その千家好みの道具をつくる職人を千家十職(せんけじっしょく)といいます。その中の技法の一つである一閑張細工の技法を修行した人が石川県の山中にいます。その人のもとへ一閑塗りを習いに行った職人が、中野で活躍中です。
もうひとつ、中野が得意とするのが刷毛目(はけめ)塗りです。刷毛模様をそのまま模様として残す技法で、タンパク質を加えて粘りを増した漆を使います。キズなどが目立ちにくく、食器をゴシゴシ洗っても大丈夫。現代の生活スタイルにマッチした塗りで、お椀や小鉢など、丸物に使うことが多いです。
中野では、新規のお客様と新しい技術や商品づくりにどんどんと挑戦していきたいと考えています。
塗りから販売まで一貫して行う製造卸業者
創業90年の中野は、茶道具をメインに本漆塗りの漆器や業務用漆器も取り扱う工房です。
越前漆器は分業制で、ウレタン塗装をする工房と本漆塗りをする工房とで通常は分かれて担当。しかし中野では本漆塗りとウレタン塗装、どちらも行っているので、ウレタンに漆を混ぜるといった方法を試すこともあるそうです。本漆塗りとウレタン塗装、それぞれの特性を活かして、よりお客さまのイメージに近い塗りへと仕上げています。また、社内で下地から上塗りまで一貫して行っているため、急な注文への対応もスムーズです。
中野は古くから使われてきた日本らしい模様やデザインにも精通。取り扱っている茶道具は、昔から使われている伝統的なデザインを引き継いでつくられているそうです。
中野がお客さまの信頼を得ている秘訣は、親身になって要望に応える商品づくりを行っているから。木製品、合成樹脂問わず、本漆塗りもウレタン塗装も可能。幅広いニーズに対応しています。
越前漆器は分業制で、ウレタン塗装をする工房と本漆塗りをする工房とで通常は分かれて担当。しかし中野では本漆塗りとウレタン塗装、どちらも行っているので、ウレタンに漆を混ぜるといった方法を試すこともあるそうです。本漆塗りとウレタン塗装、それぞれの特性を活かして、よりお客さまのイメージに近い塗りへと仕上げています。また、社内で下地から上塗りまで一貫して行っているため、急な注文への対応もスムーズです。
中野は古くから使われてきた日本らしい模様やデザインにも精通。取り扱っている茶道具は、昔から使われている伝統的なデザインを引き継いでつくられているそうです。
中野がお客さまの信頼を得ている秘訣は、親身になって要望に応える商品づくりを行っているから。木製品、合成樹脂問わず、本漆塗りもウレタン塗装も可能。幅広いニーズに対応しています。

Product Spotlight

一閑張りの皿
木地に和紙を貼り、その上に漆を塗って仕上げる一閑塗り。中野の一閑張りでは、和柄の和紙を使用。浮かび上がる柄と和紙の風合いが特徴です。和菓子を盛ったり、トレイとして小物を置いたりと、いろいろな使い方ができます。
Company Information
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株式会社 中野カブシキガイシャナカノ
代表
中野喜之 所在地
鯖江市莇生田町10-1-1 電話番号
0778-65-0172 連絡先
info@nakano-shikki.com HP
https://www.nakano-shikki.com/