MEMBER’S 11シンボ漆器店販売

シンボ漆器店

Interview

要望に合わせてオリジナルの器を提案する、モダンな漆器店

お客様に合わせたオリジナルの業務用漆器の企画販売

シンボ漆器店は、業務用漆器の企画販売を行っています。メインのお客様はリゾートホテルです。当社のショールームには伝統的な木製品の漆器や合成樹脂に金箔を貼り付けたものなど、バラエティ豊かな漆器を置いています。様々な漆器のバリエーションの中からお客様一人ひとりの要望に合わせて形や色合いをカスタマイズし、オリジナル商品を作り上げます。
シンボ漆器店で取り扱っている素材は、木製品や合成樹脂だけではありません。漆器の産地には珍しいガラスやアクリルなどもあります。そのため提案できる商品の種類が豊富です。アクリルに漆器の技術を応用して沈金を施したり、寿司桶や枡の形を応用した新たな形状の器を作り上げたりと、漆器の産地ならではのものを提案しています。基本的に商品の製作は外部の職人に依頼していますが、必要に応じて木地の組み立てや印刷による絵付け、沈金などを自社内で行うこともあります。もし外部に依頼して断られたとしても、できないとあきらめずに自社内で完成させることができます。
お客様の予算を考慮しながら、求める品質に合わせた商品を作ってます。これまでに培った技術を集結させたオリジナルの食器は、他では見たことのないような形のものばかりです。リゾートホテルで使われることを考慮し、当社では和食だけでなく洋食、中華にも合うようなモダンな食器を提案させていただいています。

3Dの図面を活用して、素速いご提案を実現

シンボ漆器店のお客様はリピート率が高いそうです。リピートされるということは、お客様の満足度が高い証でしょう。
実は、シンボ漆器店に多くの依頼が寄せられる秘訣のひとつが、提案から製造までの早さにあります。受注後、サンプルを作る前に必ず3Dでの図面を作成。その図面を基にお客様とすり合わせを行うため、イメージ通りの仕上がりに近づきます。また、図面があると職人に依頼するときにもイメージが湧きやすく、製作における問題点も洗い出しやすくなります。そのため、スピーディなサンプル作りが可能となっているそうです。
オーダーで行うものづくりは、一筋縄ではいきません。お客様の求めるものは多岐に渡り、時代の流れとともに変化します。情報社会である現代においては、時代の流れをいち早く読み取り、お客様の求めるものを提案しなくてはなりません。だからこそ、どのようなものでも作れる態勢を常に整えておく必要があります。シンボ漆器店では越前漆器のことはもちろん、他分野にもアンテナを張っておき、受注する仕事の間口を広げることを心がけているそうです。
産地にとってのパイプになりたい。越前漆器の産地がもっと充実したものになるように役割を果たしたい。職人とお客様をつなぐことが、シンボ漆器店の役目なのだと語ってくれました。

Product Spotlight

ウォールナットボックス

ウォールナットボックス

横開きになるウォールナット素材のボックスです。2段になっており、各段の中は自由に仕切を入れたり、小鉢を入れたりとカスタマイズが可能。料理の雰囲気に合わせて使い分けられる自由度の高さが魅力です。横開きになるので料理が見やすく、食事の楽しさを引き立ててくれます。

Company Information

  • シンボ漆器店
  • シンボ漆器店シンボシッキテン

    代表

    真保明典

    所在地

    福井県鯖江市河和田町

    電話番号

    0778-65-1141

    連絡先

    sinbonuri@ft.ttn.ne.jp

    HP

    https://obmihs.com/